愛犬との長期海外渡航レポート〜日本での事前準備編〜

生活

旦那のブラジル駐在が決まり、日本→ブラジル・サンパウロまで愛犬と主に渡航しました。(機内持ち込み)

ペットを連れての海外渡航は日本での事前準備も含めて私自身も大変だったのですが、無事にブラジルまで一緒に付いてきてくれた🐶には感謝しかありません (。>﹏<)

色々な事情で海外でペットと渡航しようと考えている方もいらっしゃると思うので、渡航先がブラジルにはなりますが行った手続等をまとめようと思います!参考になる方がいたら嬉しいです…✨(2024年時点の情報です。)

↑ブラジル到着後の車。安堵の表情🐶

まず日本を出国するためには検疫所にて輸出検疫を受け、輸出検疫証明書を発行してもらう必要があります。

この輸出検疫証明書を発行するためには事前に”NACCS”という検疫所のシステムに事前に登録し、必要情報を記載していきます。 (全ての情報が揃っていなくても追加情報を都度記入できるので早めに登録したほうがいいです)

NACCS登録ページ

私たちの場合は数年後に日本に帰国する予定なので、将来日本に帰国する際に必要な処置も併せて行いました。

日本に将来帰国する際に必要な処置

①狂犬病予防注射×2回

狂犬病予防注射は毎年受けている方が多いと思うのですが、既に接種したことがある予防注射の有効期限内(1年)に次の予防接種を受けているかを証明する必要があります。

説明が下手くそで恐縮なのですが、渡航日以前に2回狂犬病の予防接種を有効期限内(1年毎)に受けていることが証明できればOKです。 

海外渡航後も次の狂犬病予防注射を有効期限の1年以内に打つことを続けているといつ帰国が決まっても問題なしです。

②狂犬病抗体検査

上記2回の狂犬病予防注射を終えたら、抗体検査を行います。この検査結果の有効期限は2年なので2年以内に日本に帰る可能性がある方は必ず実施したほうがいいです!!

なぜなら、この抗体検査を受けた日を0日目として180日間たたないと日本に入国することができないからです!!最長6ヶ月ペットが検疫所で保管されることになるという恐ろしすぎる展開が待ち受けています…

私たちは2年以内に帰国する可能性が低いのですが、とりあえず抗体検査を実施しました。海外駐在の帰国命令は急に出ることが多いので今回の抗体検査の有効期限が切れる前に再度ブラジルで実施していつでも帰国できる状態を作っておこうと考えてます。

上記2つ以外にもマイクロチップ番号・マイクロチップの挿入日が必要なので、マイクロチップを入れていない場合はこの手続きも進める必要があります。

日本に将来入国するための手続を終わらせてからはブラジルに入国する際に必要な条件を確認しました。

渡航先の入国条件の確認・処置

ブラジルの入国条件は、マイクロチップの挿入・狂犬病の予防接種証明・混合ワクチンの注射証明・寄生虫駆除処置証明でした。

すでに将来日本に入国する際に必要な手続で狂犬病の処置などは済んでいたので、混合ワクチンの英文証明書を追加で発行してもらいました。

寄生虫駆除についてはブラジル入国の2週間以内行う必要があったので渡航日の1週間前に病院へ行って処置してもらい、英文証明書を発行しました。

渡航先の入国条件についてはNACCSから検疫所に問い合わせをすると教えて貰えるので、まずはNACCSに登録して問い合わせを行ったほうが確実でスムーズかと思います!

渡航前の最終輸出検査

ここまでの長い道のりを終えると後はNACCSで輸出検査の依頼を行います。私たちは東京在住で羽田発だったので羽田空港にある検疫所にて渡航日の4日前に検査を行い、ブラジル入国の際提出する検疫証明書を発行してもらいました。

渡航日当日は通常通り航空会社のカウンターに直行するだけでOKです。

余談

ちなみにこんなに時間をかけて色々な準備を行い、問題なく入国できるかなと道中もドキドキしながらブラジルに渡ったのですが現地担当者のチェックがとても甘く、1秒でOKと言われて入国できた際は呆気にとられました笑

無事入国できたので良かったのですが本当にちゃんと確認した?!とツッコミを入れたくなるぐらいでした。

また、いつも通っていた動物病院では英文での各証明書や狂犬病の抗体検査が出来なかったため、原宿犬猫クリニックにお世話になりました。海外渡航に詳しい先生が丁寧に手続をサポートしてくれるので本当に助かりました。(麻布十番にも系列病院があります)もし東京在住で病院選びに迷っている方がいれば、参考にしてください。麻布十番・原宿犬猫クリニック

次回は使用した航空会社・機内での様子をまとめようと思います✨

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