愛犬との長期海外渡航レポート〜機内編〜

生活

旦那のブラジル・サンパウロの海外駐在が決まり、愛犬と二人三脚で合計約30時間の長期フライトを乗り越えました。

今回は空港でどのように過ごしたか・フライト中の様子を書いていきたいと思います(っ’ヮ’c)

今回使用した航空会社はドイツのルフトハンザ航空です。羽田からフランクフルトで経由してブラジルサンパウロに向かいました。

会社からビジネスクラスの旅費が出るので、ビジネスクラスに犬を機内に同伴させられる航空会社を調べ、ルフトハンザに決めました。

調べて分かったのですが、多くの航空会社がエコノミークラスであれば犬を機内持ち込みすることができるのですが、ビジネスクラスになるとグッと選択肢が狭まってしまいました。フランクフルト経由だと飛行時間が長いので、あまり使用したくなかったのですが致し方ない選択となりました…

出発前日からペット可の羽田空港近くの”Hotel Monday 羽田 ”に宿泊し、朝8時30分に空港に到着しました。(フライト時刻は11時50分頃)

すでに不安で一杯の表情の🐶。これから地獄の長期フライトに乗せられることを知らないのでかわいそうでたまりません…

出発カウンターに向かい、ペット料金を支払います。曖昧ですがペット同乗費用は100USDほどだったと思います。

その後、荷物検査・出国手続を通常通り行いました。荷物検査では🐶がいると伝えたところ、航空会社に確認が必要と言われ、10分ほど確認作業に時間がかかりました。

いつもはANAのステータスを持っているのでラウンジで搭乗時刻まで時間を潰すのですが、犬は入場出来ないので搭乗口前で待機。

いよいよ初めて🐶を連れてのフライトへ!!

カウンターでもらったタグをペットゲージにつけます。

羽田からもフランクフルトからも同じ機材でボーイング747-8でした。この機材のビジネスクラスは隣との仕切りがないため結構隣の方の至近距離🐶を置くことになりました。

念のため、”犬がいるのでフライト中もし迷惑をかけたらすみません”と一言伝えると、謝ることなんて何一つないわ!と言って頂き安堵しました・゚・(ノд<)・゚・ 

この女性は最後まで優しく、なんと機内持ち込みしていたスーツケースをフランクフルト空港内のラウンジまで運んでくださりました・゚・(ノд<)・゚・(本当にありがとう、疲れていた心も体も癒されました)

また、機内では揺れた場合にゲージが動かないために、”Animal Belt”を貸してくれて自分のシートベルトとゲージを固定していました。

いよいよ離陸の時、少し泣いたりするかなと思っていたのですが全く問題なかったです。離陸後に提供される機内食が気になってゲージの中でソワソワしていたので少しご飯をあげてそのまま寝てくれました。

フランクフルトまでのフライトは約14時間と超長旅。さすがに寝飽きてトイレもしたくなったのか10時間経過したあたりでピーピーと泣き出してしまいました。゜(>д<)゜。(一緒に機内にいるといってもずっと足元のゲージに入れられていては流石に参るよね…)

それからは窓際にゲージを持ってきて、少し開けた状態で撫でて落ち着かせていました。

(窓際にゲージを持っていくのはNGかと思われますが、皆さん寝ていたので迷惑をかけるよりはマシかなと判断しました…CAさんには叱られていないのでギリセーフでした…)

撫でないと泣いてしまうようになったので、持っていたお菓子を少しずつあげながら残りの4時間を過ごしていました。

14時間のフライトを経てやっとフランクフルト空港へ到着。乗り継ぎ時間が3時間半ほどあったので、ルフトハンザのラウンジに直行しました。(ここのラウンジはペット同伴可能です)

うちの🐶は個室で落ち着ける状態でないとトイレが出来ない神経質BOYなので、どこか場所がないかなと探していたらちょうどシャワー室があったので飛び込みました!

おむつもさせていたのですが、やはり飛行機内ではトイレが出来なかったみたいで、シャワー室内でペットシーツを広げたら速攻でお手洗いを済ませていました。(我慢させてごめんよ…)

🐶が落ち着いている間に私も速攻でシャワーを浴びてから次回のフライトに備えてラウンジで過ごしました。

お互いすでに疲労困憊でさらにサンパウロまで後10時間のフライトが待っているなんで想像したくもなかったです笑 🐶も相当疲れていましたが、人間の方もずっと🐶の様子を伺いながらゲージを背負って移動しているので相当疲れましたね。

サンパウロ行きの機内に乗ってからは写真を撮る元気がなかったです…ただ今回のフライトも隣のペルー人の男性がとても優しくて、またまた機内から降りた後機内荷物を税関のところまで運んでくれました。(この優しさでどれだけ心が救われたかわからないです、私も今度から恥ずかしがらず積極的に人助けしたいと思います。)

サンパウロまでの10時間のフライトはトイレも済ませてすっきりしたのか🐶が最後まで爆睡してくれたので私もゆっくりと映画を楽しみながら過ごせました。

サンパウロに着いてからは入国手続、荷物の受け取り、ペットの入国確認等全てスムーズにいきました。迎えの車に乗ってからは本当に安心して車内で爆睡することができました。

羽田空港のホテルからブラジルの自宅までDoor to Doorで約40時間の大移動となりましたが、🐶も体調崩すことなく乗り越えてくれたことに本当に感謝でした。預け荷物で犬を渡航させるのは絶対にしたくなかったので、フランクフルト経由と少し遠回りしても機内で一緒に過ごせて良かったです。

海外渡航の際ペットをどうするか悩んでいる方の参考に少しでもなれば嬉しいです♡

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