ブラジルの運転免許について〜ブラジルの運転免許を取ってみた!〜

生活

先日ブラジルの運転免許証を取得してきました!

免許取ってからはブラジルで少しずつ運転していますが、日本より運転が荒い人が多い印象で結構難しいです笑

エージェントの方にサポートしてもらいながら免許を取ったので、自分で行なっていない事務手続き等多いですがどのような流れで免許を取ったのかを紹介します。

日本発行の国際免許は使えない?

そもそも有効な日本の運転免許証もしくは日本で発行された国際免許証を所持していても、ブラジル国内での自動車等の運転は出来ないのです…

日本はジュネーブ条約という国際条約を締結しているのですが、ブラジルはその条約に未加入のため日本で発行した国際免許証を所持していても無意味ということになります泣

ブラジル国内で自動車等の運転を行うためには日本の運転免許証からブラジル運転免許証への切り替えが必要になります!

試験内容

日本の運転免許を持っている場合は切り替え手続きになるので、筆記試験はありません。

身体検査と心理テストのような適性検査を受け、それに合格したら実技試験を受けることが出来ます。

適性検査のみポルトガル語を少し理解しておく必要がありますが、ポル語が苦手な私でも合格できたので語学面はそれほど問題にはならないと思います!

運転免許の申請手順

1.必要書類の提出

まずはDETRANというブラジルの運転免許業務を担っている交通局に必要書類を提出します。

必要書類の準備はエージェントの方が行なってくれたので何が必要なのか詳しくは分かっていないのですが、パスポート・日本の運転免許・戸籍謄本を提出しました。

もしブラジルで免許を取得される予定がある方は日本で事前に戸籍謄本を発行しておいた方が良さそうです!

DETRANで書類が受理されるとメールが届きます。

2.DETRANで検査の予約

書類が受理されたらDETRANへ行って、身体検査と適性検査の予約を行います。

身体検査は視力や腕や足の曲げ伸ばしができるかの確認などを指定されたお医者さんで行います。

適性検査は絵を使った謎解きのような問題や、記憶力を測る問題などがあり指定されたクリニックによって内容が変わるようです!

私は5分間ずっと同じ長さの線を書かされる問題が出てきて、どっと疲れたのを覚えています笑

3.自動車学校で実技の練習&試験申し込み

身体検査と適性検査をパスするとやっと自動車学校への申し込みが可能になります。

私は合計10日間自動車学校に通って実技の練習を行いました。

ブラジルは日本のようにAT車・MT車の選択ができず、MT車の試験のみ…

私は日本でAT車の免許を取得していたので、MT車の操作に慣れるのに一苦労しました笑

また、日本では自動車学校の教官が試験官となり、各自動車学校で試験が行われますがブラジルではそれぞれの市で試験場が決まっており、DETRANの職員が試験官になります!

試験は自動車学校を通してDETRANへ申し込むので日時の指定は出来ません。

私のように日本でAT車免許を持っている人は最低2時間必ず実技講習を受ける必要があるのですが、MT車の人は実技講習なしでも試験可能のようです✨

4.実技試験

試験当日は教官が自動車学校で練習していた車を持ってきてくれて、その車にDETRANの試験官が乗り込み試験を行います。

試験は原点方式で、3点減点で失格になります。行為によって1点減点のものから3点減点のものまであるので、一発で不合格となってしまうこともあります。途中で0点になった場合はその場で試験終了です。

私は縦列駐車でミスをしてしまい、1度目の試験は不合格…

日本で普通に運転していたので、免許の試験に落ちるのは結構ショックでした笑

2週間後の2度目の試験で無事パスすることが出来ました✨

5.免許書交付

免許証は試験合格から1週間後にポスト投函されていました!(ブラジルなのに意外と早くてびっくり)

免許証はペラペラの紙なので心許ないのですが、ブラジルでは”Carteira degital de Transit”という政府が発行しているアプリで携帯に免許証をダウンロードすることが出来ます✨

免許証を持っていなくても最悪携帯に入っている免許証を提示すればいいので何かあった時にも安心です♡

感想

一度は試験に落ちてヒヤヒヤしましたが、無事に免許を取ることができて嬉しいです…

免許を取得しても左右が日本と違ったり、道は悪く突然大きな穴が道の真ん中に現れたり、街中はバイクがビュンビュンと車の間をすり抜けて行ったりといつもひやひやしながら運転しています笑

安全第一で運転していきたいと思います!!!

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